教室長のおしらせ
新学期が始まって、約2週間が経過しました。部活動も始まって、勉強との両立が難しくなってはいないでしょうか。
柏中は、5月・6月に宿泊研修(中2)(中3)、中島中は、5月に修学旅行(中3)・6月に宿泊研修(中2)、伏見中学校も同様の日程かと思います。
定期試験前に、研修・修学旅行があるため、遅くともGWが終わったころから、定期試験に向けた勉強に取り組まなければなりません。
定期テストの良し悪しは、普段の勉強の取り組みと定期テスト前の準備をどの段階から始めているかで明暗を分けます。中2・中3は、試験の経験値があるため、どのくらい前から準備をしなければならないかは、感覚的には理解してはいると思います。成績上位層の生徒との大きな違いは、その認識を理解して、「行動」を自発的に起こせるところです。
近い将来の「受験」を見据えることが理解できているお子様は、定期テストの準備をしっかりすることで、常に成績を維持することができており、逆に感覚的に理解している生徒であっても、先々を見据えて行動ができないお子様の場合は、保護者の方で「行動を促す」ことが必要になると思います。「子供任せ」にできるのは、「将来を見据えて行動ができる」お子様であって、大概の生徒は、その認識があっても自己に甘いため、力の加減が定期テストが近づくにしたがって、エンジンがかかってくる、別の言い方をすれば、追い込まれない限り行動をしないのかもしれません。
そうなると、試験を受ける前から大方結果がわかるようになります。
学校の授業、塾での授業で勉強をし、理解できたとしても人は「忘れる」動物です。定期テストを見据えて、試験1週間前には、何回も間違える問題、苦手な問題を中心の復習と過去問の演習をする時間として、利用したいものです。上位層の生徒は、こうした準備を事前に、「計画的」にできるため、結果を出すことができます。
テストで結果の出せない生徒に起因する問題は、下記の点があげられると思います。
① 試験準備期間が短く、記憶する時間に時間がかかり、問題演習量が圧倒的に少ない。
② 試験準備期間が短いため、全教科を勉強することが困難となり、やるべき量に圧倒されて、テスト勉強を投げ出してしまう。
そのような生徒は、普段の学習ができていないということも考えられます。
① 家庭学習時間が学校の宿題をするのみ
② 部活から帰宅して、家庭学習ができていない。
→ 学校のワークの復習ができていないと考えられるので、出題範囲である学校のワークによる対策ができない。
提出物の準備ができていないという悪循環に陥っているとも考えられます。最悪の場合は、「提出による平常点の獲得」のために模範解答の写しを行い、
しのいでいる生徒もよく見かけます。
そうした生徒は、やはり、すべてにおいて「準備」ができていないため、結果はだせない形となります。
勉強は、日々の積み重ねと定期テストの日程に合わせた事前準備につきます。
アイリス個別学院では、INPUT学習ができているかの土曜日の「確認テスト」と試験1か月前の日曜日の「定期テスト対策」を行います。
定期テスト前には、色々とイベントが多くなってきておりますので、しっかりと準備をして乗り越えましょう。