■ 通信制高校
通信制高校の入試では、殆どの学校で面接が実施されますが、筆記試験の有無は学校によって異なります。筆記試験を課す学校は入試日が決まっていますが、面接のみの学校では、願書送付時に面接日程の連絡がある場合があります。
通信制高校を選択する人は志望理由も様々だと思いますので、まずは本紙紹介ページで気になる学校をチェックして、学校に相談してみましょう。
■ 国立高等専門学校(高専)
国立高専では、1月中旬〜下旬に推薦入試、2月下旬に一般入試が実施されます。推薦入試は面接と調査書による判断になりますが、出願時の内申点の基準は各校によって異なります。また、大きな特徴として、推薦入試で不合格の場合、新たな手続きや受験料の再納付を行うことなく、一般入試当日に受験票持参で試験会場に行くだけで、一般入試を受験できます。
一般入試は学力検査が5教科で、全国の高専で共通の問題(マークシート方式)が採用されています。公立と同様、学力検査の成績と内申点による総合判定になりますが、内申点の計算方法が公立高校とは異なります。
○ 道内4高専の入試概要
【推薦入試】
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推薦入試 |
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試験内容 |
内申点の基準 |
函館 |
面接・作文 |
受験要項を参照してください。 |
苫小牧 |
面接 |
受験要項を参照してください。 |
釧路 |
面接 |
受験要項を参照してください。 |
旭川 |
面接 |
受験要項を参照してください。 |
【一般入試】
学力検査 |
調査書 |
国語:100点
社会:100点
数学:200点
理科:200点
英語:200点
合計800点満点
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主要5科目:各5段階評定✖︎3カ年✖︎2
他の4科目:各5段階評定✖︎3カ年
合計210点満点
学力検査+調査書=1010点満点
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【アイリス個別学院での高専受験者の回顧録】
アイリス個別学院では、過去に国立高専に合格した生徒がいます。その生徒は、受験当時Jランクの成績でした。Jランクで受験する際に、調査書上では、上位の生徒とおよそ100点程度の差がありました。当日点を取ることが必須でした。中3時に、塾での受験対策と本人のご家庭での受験勉強の取り組みの成果で、内申点の差をひっくり返して、合格を勝ち取りました。確かに、上位の生徒と100点の差があることは、不利な条件でしたが学力検査で十分な点数を取ったと思います。途中、本人は内申点の差を気にしていましたが、点数を取れる実力が着実についてきました。当時の講師は、北大医学部生・札幌医大生・北大大学院生の3人の講師で、傾斜配点の英語・数学・理科の対策の成果もあり、合格しました。最後まで諦めない本人の意思が合格に導いたと思います。
■ 中高一貫校
私立中学校の入試は、1月上旬に集中しています。出願期間は、12月上旬から試験直前まで期間が設けられています。また、前期・後期の2回入試が行われる学校もあります。受験教科も学校別で異なっており、英検取得などがあると有利に受験を進めることもできます。