教室長のおしらせ
成績が良い生徒と芳しくない生徒の違いは何か。
① 普段からの学習習慣
② 定期テスト前の試験勉強の取り組み
③ 目標の有無
結果から見ると、復習による積み重ねがあるかどうか。自分自身の自己欲求を満たす行動(スマホ・ゲームなど)の管理能力、家庭環境による協力の有無が結果につながります。
自己管理できる生徒というのは、精神年齢が少しずつ大人になってきており、自分が何をしたいのか、今自分がしなければならないことを理解していて、それに伴う行動が取れる生徒のことを言います。
こうした生徒は、近い将来のことを見据えることができます。すなわち、高校・大学入試です。
先のことを見据えることができる生徒は、自ずと勉強の意味を理解できます。将来の自分自身の目標に近づける行動がとれます。
そのため、普段から学習する習慣もあり、定期テスト前は自然とテスト勉強を行います。
では、テストの結果が芳しくない生徒は、次のことが言えます。
まず、自分の今したいことを優先してしまう。ゲームをしたり、スマホをいじったり、テレビをみる。部活で疲れているから寝てしまう。
そうした生徒に共通しているのは、「自己管理」ができない生徒といえます。こうした生徒は、時間のマネジメントをしていかなければ
なりません。ご家庭での協力がなければ、成績アップも難しいと思います。
反抗期があって、なかなか言うことが難しいかもしれません。時には、スマホなどを取り上げなければならないかもしれません。
でも、そうした取り組みがなければ、自己管理できない生徒は、「自分のやりたいこと」を優先して行動し、できない理由は、他に転嫁します。
こうした生徒は、自立してできるまでは、ご家庭のサポートが必要になります。「自立」できるようになると、言わなくても行動できるようになります。「勉強のする生徒ほど、勉強しなさいと言われなくても勉強をします。」
自己管理ができない生徒(成績が芳しくない生徒)のやる気を起こさせる方法は、点数が少しでも上がったときに、褒めることが必要です。ここで大切なのは、親の物差しで、頑張った努力をつぶさないことです。親の中の合格点は、80点かもしれません。子供が30点から50点に20点アップしたことは、親の物差しでは、全然努力していないと感じるかもしれません。否定してしまうことも簡単です。
でもその努力を評価してあげることは、次に向けての意欲を維持するためには、大切なことです。
やる気をなくすのもやる気もあげるのも、声掛け1つで変わります。
また、学習習慣がないのであれば、それはご家庭の取り組みで、決まった時間に、取り組む習慣をつけることが大切です。
「子供任せにしていませんか?」 できないのであれば、協力しなければ、状況は変わりません。
塾に通っていても、復習する「学習習慣」がなければ、無駄になってしまいます。
この差が、学力差になっていきますので、ご家庭の協力を「自立」できるまで、差し伸べて欲しいです。