お知らせ

2018 Dec 04

小学6年生のみなさんへ 「ローマ字書けますか?」

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教室長のおしらせ

 小学6年生を見ていて、最近不安に思えるのは、ローマ字を書けるかということです。小学校の授業の中でおそらくローマ字を学んだと思いますが、意外に定着していないものだなと感じました。中学1年生になると、英語の授業が本格的に始まります。アルファベットを書けるようにした後で、英単語を覚えていくわけですが、母音と子音の違いの理解がないと発音問題で、間違いなく失点します。また、固有名詞(人の名前・地名)など、ローマ字で表記しなければならないケースがあります。
 最近入会した生徒は、中学1年生の準備講座ということで、英語の先取学習をしています。最初は、ローマ字が苦手でしたが、現在では、ほぼ書くことができる状態になりました。おそらく、12月中には完成すると思います。

 現在、小学6年生のお子様がいらっしゃるご家庭は、ローマ字で50音すべてが書けるかどうかは、確認すべき事項となります。もし、できていないのであれば、アルファベットの練習をしながら、ローマ字を習得してもらえればと思います。50音すべてが書けるようになったら、札幌・北海道などの地名、自分の名前が書けるかどうかを確認願います。英語の勉強を始める前に、まずは、ローマ字を完璧にしてください。

 アイリス個別学院では、現在、小学6年生を対象に先取学習と、小学生の中で学んだ範囲の基礎学力の見直し授業をおこなっております。つまずきがたくさん散見されるお子様の場合、3月までに基礎学力を定着させて、中学1年生になりましょう。分数・小数の計算ができないのは、致命的です。また、様々な公式(面積・体積・速さ・濃度)を記憶していない状態では、中学1年生の文字式の授業で必ずつまずきます。予見される問題を先送りするのではなく、未然にできるようにしておくということがとても大切なことです。

 小学6年生は、あと4か月で小学過程が終了します。その4か月をどのように過ごすかで、中学生になったとき大きな差が生まれます。中学生になって、勉強についていける状態であるのか、それとも中学生になってから、あわててさかのぼり学習をしなくてはいけないのかは、将来の進路の選択肢にも影響をもたらす、重要なことです。しっかりとした道筋を保護者の方におかれましては、作っていただければと思います。