教室長のおしらせ
今回定期試験で、成績が上がった生徒は、学習習慣がついてきたことが要因でした。塾に通っている以外の時間の勉強。すなわち、家庭学習がしっかりとできている生徒は、成績が大きく上がりました。
数学については、基本的事項についての反復演習を行い、学校のワークを取り組みました。国語については、ワークの問題以外に、色々な問題集を演習した結果、点数が伸びました。
社会は、くり返し一問一答で用語の定着を図り、問題演習、学校のワークの演習を行いました。
学習習慣がついてくると、一問一答はすらすらと答えられるレベル、それに応じたあらゆる問題もその知識によって、解くことができるという状態でした。数学においても計算ミスなど
もったいない問題もありましたが、全範囲を演習できたので、点数が上昇しました。
以前との違いは、「勉強している手応え」を本人が感じていたことです。結果が出れば、やればできると実感が湧きます。そうすることで、家でも勉強してくれるように変わったのが
成績が上がった生徒の感想です。
その一方で、学年に応じた「基礎学力」が身についていない生徒は、すぐには結果は出ません。学びなおしをしないと、正負の計算ができない生徒は、文字式・方程式の1年生の範囲の勉強、2年生の単項式・多項式、連立方程式など解けません。このような生徒は、できていない分野を徹底的になくしていく必要があります。既存学年のテストでは、結果はすぐにでないのですが、着実に学力を取り戻しているので、基礎の土台は、しっかりとしたものになります。
自宅学習もしくは、教室での自習をしっかりできている生徒は、結果が出ています。
習慣がない生徒は、学習習慣をつけることが一番大切です。塾に通っていても、成績が上がらない生徒は、「復習」をして身に付けていないだけです。授業の受けっぱなしでは、学力は身に付ません。成績が上がる第一歩は、学習習慣をしっかりと付けることです。まずは、10分という短い時間を3セットにして、数学の計算・理科・社会などの一問一答・教科書の読み込みなど
「集中できる時間」を考慮した勉強から始めてみましょう。