お知らせ

2022 Aug 15

塾の違いとアイリス個別学院での指導について

教室長のおしらせ

 ①「集団指導型の塾」

 集団指導の学習塾は、一定の学力が備わっていないと、ついていくことができません。学力的には、定期テストで70点以上の得点が取れている生徒が対象になります。また、入塾の際に、5教科の評定平均で足切りを受ける塾もあります。

 (メリット)上位クラスに入ると、周りは勉強をしている生徒がたくさんいます。その刺激を受けて、モチベーションアップを図ることができます。宿題のかなり多くこなさなければなりませんが、こなしていくことで、実力がついていくと思います。

 (デメリット)わからないタイミングでの質問はできません。授業の流れがあるので、中断できない点があります。受動型の勉強になってしまうため、勉強の仕方が塾を辞めたとたんに、成績が下がる傾向にあります。中学までは、成績が良かったが、高校に入ると成績が下がってしまう生徒の大半は、受動型で勉強しているためです。

 ②「個別指導型の塾」

 個別指導とは言っても、1:1のマンツーマンコースもあれば、1:2、1;3人以上の塾など色々とあります。

 (メリット)1:1、1:2までであれば、自分のわからないところをしっかりと説明してもらえる。生徒の学力に合わせた指導をしてもらえるというメリットがあります。わからないところを丁寧に教えて解決できるというのが、個別指導塾の良いところでしょう。

 (デメリット)集団指導の塾とは違い、月謝が高くなります。マンツーマンコースになればなるほど、月謝は高額になります。競うという点においては、同じ学力程度のライバルが一緒に受講しているわけではないので、競争心には、刺激しないと思います。

 ③アイリス個別学院

 指導形態は、高校生は、完全マンツーマン。小中学生は、1:2の指導になります。
 高校生は、マンツーマン指導を採用したのは、取り扱う教科の難易度が高いため、しっかりとした授業を受けてもらいたいからです。
 (高校生の授業料は、大手学習塾の中学生料金の値段で受講できるようにしています。私自身、大手学習塾に勤めていましたので)

 塾に通っている生徒と経済的事情を鑑みて、小中学生の場合、個別指導塾に入会する生徒の中においては、既存学年の学力がない生徒もいます。
入会する際に、「さかのぼり学習」が必要になります。入会の際に、さかのぼりの授業での授業料のご負担をしてもらわなければならない場合もあります。

 しかしながら、家庭環境によっては重い負担になってしまうため、受講を見送られる場合もあります。雇われ教室長の場合ですと、増コマをしてもらい
経済的負担を提案しました。そういう実情を見てきたので、「やる気」のある生徒、「今の成績から脱却したい生徒」は、自習に教室に来てもらった時に
私自身が時間の許す限り、さかのぼり学習を無料でしています。(正負の計算ができない生徒が、方程式、多項式、平方根の計算は、できるわけがないので。)

 現実、中学2年生・3年生で、分数の計算ができない、英語の基礎ができていない生徒の場合、週1回の授業では、全てを取り戻すことは難しいからです。